2013年6月7日金曜日

美味しい店を特集した雑誌で、それなりの大学の近所の店は、たいてい不味(まず)い理由

 それなりの大学の近所の店が、美味(おい)しい店を特集した雑誌に掲載されている場合、量だけは多いが、たいていの場合は不味(まず)い。

 大学の近所ということは、貧乏学生でも払える値段にしなければならないので、大した食材は使えない。また、若者を相手にするのであるから、量が多くなくてはならない。

 また、素材が悪い分、化学調味料が多くなる。

「当店は註文を受けてから調理するので時間がかかります」という貼り紙のある飲食店があるのだが、これは食材を無駄にしないためのものである。学生相手に廉(やす)く提供しようとすると、作りおきをして捨てるのがもったいないくらいに、コストを切り詰めるからである。

 そんな不味い料理屋が、雑誌やムックなどに掲載されるのは、締め切りの関係である。締め切りまでに、20軒は取材してくるように依頼されたライターは、面倒くさいから、学生だったときに通った店を数軒、取材する。美味(うま)いか、不味(まず)いかはどうでもよい。締め切りが守れさえすればよいのである。

 おまけに、そうした雑誌やムックを参考に、テレビ局が取材し、放送する。

 むちゃくちゃな世界になっている。

 少なくとも、早稲田大学と日本大学藝術学部の近所の店は、絶対に信用してはいけない。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@