2013年6月28日金曜日

親会社からの出向による社長でなくなった業界は、先行きが危ういのではないか?

 今のテレビ朝日の社長は、いわゆる「叩(たた)き上げ」である。テレビ朝日に入社して、社長になった。ところが、それまでの社長は、親会社である朝日新聞の役員が出向して社長になっていた。

 これは、その業界、つまり、テレビ業界が衰退(すいたい)すると、親会社が判断しているということではないだろうか? 衰退する業界へと社長として出向すると、どれほど経営努力をしても、業績が悪化する。そうなれば、だれもそんな業界で社長になりたいとは思わない。すると、「叩(たた)き上げ」社長が登場する。

 同じような事例として、レコード会社がある。どこのレコード会社だったかは忘れたが、初の叩き上げ社長が登場した。親会社の役員からすれば、これから衰退するのが目に見えているところに出向して社長になっても、任期中に業績が下がれば、経営能力に乏(とぼ)しいと判断される。

 そんなところから、親会社から出向した社長がいなくなると、その業界の将来は危ういと判断してよいのではないのだろうか?

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ

自己紹介

自分の写真
和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

人気の投稿

pageTacker

フォロワー

StatCounter

ashi@