2009年2月18日水曜日

ベーシスト最強理論

 アコースティック=ヴァイオリンならびにエレクトリック=ヴァイオリンを入れたロックバンドなんかは既(すで)にあるが、ヴァイオリンをメインに据(す)えたパンク=バンドは寡聞(かぶん)にして知らない。そこで、ヴァイオリン=パンク=バンドを結成する計画を立てた。
 知り合いに声をかけたが、「忙しい」と断られてばかりいる。
 そこで、HAL496の生徒をメンバーに仕立てることにして、ベースをやらないかとか、今、加入すれば第2ヴァイオリンの地位を与えるぞとか、だれかドラムやりたい人はいないかなとか、そんなことを言っているのだが、だれものってこない。完全に無視されている。

 そもそも、ヴァイオリン=パンク=バンドって、コンセプト自体に問題がある。

 まず、ヴァイオリンそのものがパンク的ではない。エレクトリック=ヴァイオリンなら、そんなに高価ではないんだが、それでも、なんとなく、ヴァイオリンはお金持ちのイメージが拭(ぬぐ)いきれないので、パンクにふさわしくないといえなくもない。

 つぎの困った点は、乱闘でのヴァイオリンの取り扱いである。パンク=バンドたるもの、演出の一部として、乱闘は入れたいところだ。
 乱闘となると、楽器で殴りあったほうが見た目にも派手である。楽器を武器として使用した場合、破壊力は、当然のことながら、質量と速度で決まる。
 エレクトリック=ギターで2kgから3kgくらいである。エレクトリック=ベース=ギターとなると、3kg、4kgは当たり前で、なかには5kgのものもある。
 ところが、ヴァイオリンは、500gもないのである。エレクトリック=ヴァイオリンで700gくらいのがあるくらいだ。乱闘では、まったく勝ち目がない。それに、弓を折られたら、涙目になってしまいそうである。簡単に折られてしまいそうだ。
 この問題点を解消するために、乱闘用に中古の安物、1万円くらいの中国製を用意するという方法が考えられる。これなら、演出として派手にぶっ壊しても惜しくはない。しかし、5kgのベースとの対決となると、乱闘場面が貧弱に見える。
 金属製のソリッド=ボディのエレクトリック=ヴァイオリンを特別註文で製作してもらうということを考えたが、乱闘用には適してはいても、たぶん、重くて、楽器としては使いにくい気がする。それに、金属でできたボディだと音はどうなるのか、見当がつかない。
 このあたりの問題が解決しないと、ヴァイオリン=パンク=バンド計画は挫折しそうだ。

 いずれにしても、乱闘となると、重量のあるベースを武器にできるベーシストが最強だ。ドラマーは、スティックくらいしか武器にならないし、ピアニストは椅子くらいしか武器にできない。ギターは、重量でベースに負けている。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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