2009年2月14日土曜日

『理科年表 平成21年度版』から2010年度の国立大学附属高校の理科の出題を考える。

 高校入試の理科といっても、難関国立大学附属高校などの理科について、『理科年表 平成21年度版』から考えてみる。
 2009年はどんな年かというと、つぎの2点がまず挙げられる。平成21年度版の特集となっている。

1)ガリレオ=ガリレイが初めて天体望遠鏡を使用したのが1609年である。つまり、2009年は、400年の節目である。

 これを記念して、国際連合・国際連合教育科学文化機関(UNESCO)・国際天文学連合は2009年を「世界天文年」と定めた。公式名称は、英語ではInternational Year of Astronomy 2009で、日本語では「世界天文年2009」である。

2)7月22日に日本国内で48年ぶりに皆既日食が見られる。

 この2点を中心に、きちんとした進学塾は出題を予想する。

 今年度、つまり2009年1月・2月の入試で、以上の2点をきっかけに作成した問題が急増するかというと、入試問題がないうちに述べておくと、急増することはない。
 というのも、『理科年表 平成21年度版』が販売されたのは2008年11月28日なので、強い影響を出題に与えることはない。入学試験まで日数が少なすぎるのである。だから、今年度、つまり2009年度の入試に臨んで、天体望遠鏡と皆既日食を押さえておけと声高に主張する理科の講師のいる進学塾は、出題予想に関する力量には、疑問符がつく。
 もちろん、天体マニアの高校教員のいる国立大学附属高校であれば、『理科年表』とは関係なしに、こうした情報をチェックしているので、上記の2点に絡む出題があってもおかしくないが、しかし、「急増する」とまではいえない。
 まあ、2009年度入試でも、余力があれば押さえておくのが望ましいのだけれども。

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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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