2009年5月27日水曜日

大学入試でのThe Japan Timesからの出題:4月に掲載されたものが多く出題される。

 大学入試でジャパン=タイムズThe Japan Timesから出題されることがよくある。低レベルの大学だと、受験生の質が低いので、出題すると、受験生が読めないので、それなりに難関大学にかぎられるが、かといって、超難関大学では出題されることはないのだが。
 以前、ジャパン=タイムズに掲載された文章で、どの時期に掲載されたものがよく出題されるのかを調べたことがある。
 4月だった。
 4月に掲載された文章が最も多く出題されていた。
 理由を考えてみよう。
 大学ごとに異なるが、翌年度の入試委員が決まるのは、おそらく、入学試験が終わった3月であろう。すると、ジャパン=タイムズの文章が入試問題として機能しそうな大学の場合、入試委員になった教員は、3月からジャパン=タイムズを読み、入試問題に使えそうな文章を渉猟(しょうりょう)する。そして、入試に使えるものが見つかると、新たに長文読解の題材を求めることはない。
 その結果、ジャパン=タイムズにかぎっては、4月に掲載された文章が多く出題されている。


いちおう、こういうものが売られている。役に立つかどうかは不明。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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