ひとりの投げ方が、「手投げ」というか、「女の子投げ」というか、そういう投げ方をしていたので、それが気になった。
そこで、ついつい、のこのこと「正しい投げ方」をレクチャーした。
肘(ひじ)は肩から水平に延ばしたラインより下げない。
左手の掌(てのひら)を外側に向けて、たぐりよせるように引き戻しつつ、鞭(むち)のように右腕をしならせながら、最終的には右肩を相手に向ける形で動作を終える。
バドミントンのラケットを振る要領で右腕を振るとよいだろう。
小学生の女の子に、こういうことを教えているというだけで、通りがかりの人が、にやにやしたり、笑いをかみ殺したりしていた。
女の子に、正しい投げ方のレクチャーをするのは、みょうな感じがするのだろう。
それはともかく、説明を繰り返しつつ、実際に投げてみせることにした。
しまった。
ゴムボールが軽いということを忘れていた。力が入りすぎて、ボールは3メートルほど先のアスファルトの路面にぶつかった。
通りすがりの若者にふきだされてしまった。カッコわる。
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