それに、音楽を愉しむ大脳の部分と数学で使う部分は隣接しているので、音楽を聴くことそのものは、脳のためにはきわめて有効なのである。
生徒全員に、当校で聴いたものでも、自宅などで聴いたものでもよいから、「これまでに最も衝撃を受けたピアニストはだれか?」と訊ねたところ、山下洋輔ということになった。
しまった。質問の仕方が悪かったか? 「素晴らしいピアニスト」とか、「上手なピアニスト」にすれば、結果も違っていただろう。
ある年齢から上だと、「山下洋輔」と答え、小学生だと、「ピアノを燃やす人」などの答えになった。「ピアノを燃やす人」というよりは、燃えさかるピアノを弾く人のほうが適切など思うんだが。
同じ映像が、さまざまなタイトルの下で、YouTubeに上げられているところをみると、小学生にとってだけでなく、たいていの人にとっても、「衝撃的なピアニスト」なのは、まちがいないのだろう。
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