2009年5月6日水曜日

最も衝撃的なピアニストはだれ?

 当校では、音楽が勉強の邪魔にならない生徒しかいないときには、なにかしらBGMを流している。音楽を聴きながらの「ながら勉強」はよくないと思う向きもあるのだろうが、「ながら勉強」だと集中力は削(そ)がれるタイプは、元来、ハイレベルな勉強向きではない。
 それに、音楽を愉しむ大脳の部分と数学で使う部分は隣接しているので、音楽を聴くことそのものは、脳のためにはきわめて有効なのである。
 生徒全員に、当校で聴いたものでも、自宅などで聴いたものでもよいから、「これまでに最も衝撃を受けたピアニストはだれか?」と訊ねたところ、山下洋輔ということになった。
 しまった。質問の仕方が悪かったか? 「素晴らしいピアニスト」とか、「上手なピアニスト」にすれば、結果も違っていただろう。
 ある年齢から上だと、「山下洋輔」と答え、小学生だと、「ピアノを燃やす人」などの答えになった。「ピアノを燃やす人」というよりは、燃えさかるピアノを弾く人のほうが適切など思うんだが。


 同じ映像が、さまざまなタイトルの下で、YouTubeに上げられているところをみると、小学生にとってだけでなく、たいていの人にとっても、「衝撃的なピアニスト」なのは、まちがいないのだろう。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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