たとえば、手塚治虫は豊島区南長崎3丁目(当時は椎名町5丁目)にあったときわ荘に住んでいたことがあるし(最寄り駅は東長崎駅)、東長崎駅が最寄り駅となるところに『バビル2世』『三国志』で有名な横山光輝も住んでいた。手塚治虫は、その後、富士見台駅の近くに住み、仕事場も富士見台にあった。
『タッチ』のあだち充や『はじめの一歩』の森川ジョージは桜台駅の近くに住んでいるという噂である。
『あしたのジョー』のちばてつやの仕事場は今でも富士見台駅の近くにある。
ちばてつやの弟で、『キャプテン』『プレーボール』のちばあきおの自宅は練馬高野台駅のすぐそばにあるし、『ど根性ガエル』の吉沢やすみの住居は石神井公園駅が最寄り駅だ。
『臨死!!江古田ちゃん』の作者・瀧浪ユカリは日本大学藝術学部写真学科出身だから、江古田駅界隈に住んでいたのだろう(今でも住んでいるかもしれない)。
それはともかく、西武池袋線沿線には漫画家が多いということを、以前のマンションの近くにある焼き鳥屋で言ったら、同じ2丁目に、くだんの著名漫画原作者の自宅があると教えられた。
「ええっ、じゃあ、あの〇〇〇さんとすれ違う可能性もあるわけですね」と言ったものの、写真を公開していないから、「すれ違ってもわからないな」と言ったところ、焼き鳥屋の親父が、「最近は、事務所(たぶん仕事場のこと)と愛人宅にいるばかりで、滅多なことでは自宅に帰って来ないようです。そうはいっても、高額の生活費を入れているので、揉(も)めることはないようですよ」と言った。
で、こうしたやりとりを生徒たちに話してから、うちの女子生徒たちにアンケート調査をしてみた。これはあくまでも、仮定の話として、作り上げた条件である。実在の人物とはまったく関係がない。関係ないからね、絶対。
可愛(かわい)い子ども(女の子が好きな場合には女の子、男の子が好きな場合は男の子)がいるとして、どっちを選ぶ?
(1) 愛情に溢(あふ)れ、細(こま)やかなことにも心遣(こころづか)いができ、浮気もせず、家事の半分を手伝ってくれるが、月収30万円・年収540万円(ボーナス込み)の夫
(2) 愛人宅に入り浸(びた)りで、滅多なことでは帰宅しないが、毎月100万円(年間1,200万円)を生活費としてきちんと振り込む、金払いはよいが、愛情のない夫
当校の女子生徒(中学生・高校生・大学生)は、全員、(2)を選んだ(笑)。
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