著者である福地誠は開成中学校で落ちこぼれて、中学3年生のときに、中学3年生を繰り返すか、ほかの高等学校に進学するかを迫られ、偏差値60台の私立錦城高等学校に進学した。
進学後は、錦城高校の生徒の中では、勉強のできる生徒になり、ついうっかり勉強したら、東京大学文科3類に合格、のちに、教育学部に進学した。
開成中学校で落ちこぼれないよりも、東京大学文科3類に合格するほうがよっぽど簡単だという印象を受けた。
まあ、実際、開成中学校でドロップ=アウトする生徒は80人くらいいるという話も聞いたことがある(巣鴨中学校は30人くらいだそうだ)。
教育関係の月刊誌で、開成中学校では1年生の1学期中間試験の社会科で、国連加盟国の国名と首都名とを憶えさせるということを読んで、なんというむちゃなことをしている学校なんだろうかと思ったものだが、試験までにちゃんと憶え切れる生徒がうじゃうじゃいるそうだ。
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