2009年8月31日月曜日

なんだかんだと、小池百合子は選挙に強いなあ。

 衆議院東京9区の菅原一秀(自民党)にしても、東京10区の小池百合子(自民党)にしても、選挙に強いとは思っていたが、今回の逆風では、さすがにこのふたりでも、落選の憂き目に遭いそうだと考えていた。両者ともに小選挙区では敗れはしたが、惜敗率90%前後で、比例区での復活当選を果たしている。うーん、強いなあ。

 前回の第44回衆議院選挙で、刺客として、また、落下傘候補として、小池百合子が兵庫6区から鞍替(くらが)えして東京9区から出馬するのに同意したのは、対立候補である民主党公認の鮫島宗明(さめじまむねあき)と小林興起(こばやしこうき、郵政民営化に反対したため自民党の公認が得られず新党日本初代代表代行であった)との両者が、東京大学同期生(小林は1944年1月1日生まれ、鮫島は1943年43年12月3日生まれ)ということから各分野の支援が割れると考え、関西学院大学中退の自分でも勝てると判断したそうだ。
 今回の第45回衆議院選挙でも、新党日本から離党して無所属の小林興起と、民主党公認候補の江端貴子(えばたたかこ)が立候補する予定であったから、反自民票が小林興起と江端貴子に流れ、小池百合子は安泰だと思われたが、直前で、小沢一郎が小林興起に要請して、民主党入りして比例代表東京ブロックからの出馬となり、江端貴子支援にまわった。
 それでも、小池百合子は惜敗率90%台に止(とど)まっている。この状況で、この惜敗率は選挙に強いといえる。

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早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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