2009年8月20日木曜日

コロッケとハッシュド=ポテトとポテト=サラダ

 当校の生徒が、ちょっとお腹が空いたからと、近所のファミリー=マートに買い物に行った。生徒が買ってきたのは、牛肉コロッケcroquetteとハッシュド=ポテトhash brownsとポテト=サラダpotate saladであった。

「それ、全部、じゃがいもやないか!? いつの間にドイツ人になったんだ」
「あ、本当だ。なんとなく、食べたいものを買っただけなんだけど」

 けっこうウケていた。
 もしかすると、計算づくの行為かもしれないな。わざとやったのか、無自覚だったのかはともかく、お笑いとして使えるな。
 コロッケとハッシュド=ポテトとポテト=サラダに、さらにフライド=ポテトGB chips/US French friesを加えるというのは、どうだろうか? ここまですると、わざとらしく感じられる。3品(さんしな)が限界だろう。
 さらにジャンボ=フランクfrankfurterを加えると、「おまえはドイツ人か!?」というツッコミが入れやすくなるだろう。

 ドイツ人はじゃがいもKartoffelが好きである。いや、正確には、好きとか嫌いとかではなく、アルプスの氷河によって肥(こ)えた表土が削(けず)り取られているので、土地は貧しく、じゃがいもくらいしか収穫(しゅうかく)できない。フランスの土地は表土を氷河で削られていないので、農業国として君臨している。
 日本でも、戦後に復員してきた人々が痩(や)せた土地に入植・開墾(かいこん)した際、最初の2年間はじゃがいもくらいしか食べるものがなかったというような事例は多い。
 ドイツ人はヴルストWurst(ソーセージsausage)も好きで、ソーセージは豚肉で作るものだが、豚は貧しい土地で育てるのが比較的容易である。
 じゃがいもとソーセージには「貧しい」イメージが伴う。
 ずいぶんと以前のことだが、知り合いのドイツ人に、ドイツ人はじゃがいもをよく食べるようだねえと言ったところ、昔はそうだったが、今はちがうと、いくぶん強く否定されたことがある。ドイツ人自身、じゃがいもに貧しさを感じているのかもしれない。

 私自身は、新じゃがの季節に、いったん、調理したじゃがいもに、とろけるチーズとオリーブオイルを振りかけて、グリルで熱してから、バジルを振りかけて食べるのが好きなんだけど。

  

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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