因数分解と平方完成ができるようになるのは、フォークボールforkballの投げ方をマスターするよりは簡単だろ?
ところが、フォークボールをマスターする方が簡単だという。
そこで、野球部所属の高校生に、同じことを訊(き)いてみたのだが、フォークボールをマスターする方が簡単だという。
いくらなんでも、それはないよなと思いつつも、いろいろと検討したところ、理由がわかった。
このふたりは、手がでかいのである。一方、私はというと、手がそれほど大きいわけではない。少なくとも、フランツ=リストFranz Lisztの「超絶技巧練習曲」Etudes d'exécution transcendanteが演奏できるほどの手の大きさではない。
変化球に関しては、私の手の大きさは、SFF、すなわち、直球と似た軌道・球速で小さく縦に落ちるスプリットフィンガード=ファストボールsplit-finger fastballはマスターできても、フォークボールは相当にむずかしいものらしい。
場合分けをしてものごとを考えられない人は、若いときに勉強をろくにしていなかった人だと、普段言っているのに、少なくとも、フォークボールに関しては、手の大きさによる場合分けをしていなかったことを反省している。
ところで、SFFの日本語名は英語の綴(つづ)りと関係なく、「スプリットフィンガード」と「ド」がつくのだろうか?
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