民間人も含めた戦死者・行方不明者の合計は250万人くらいという史料がある(最近は310万人くらいというのが一般的らしい)。当時の日本人の人口、台湾や韓国の人を除いた「現在的基準の日本人」人口は、7200万人くらいという史料がある。大雑把にいって、30人にひとりが亡くなった計算になるから、30人クラスしかなければ、戦争が終わったら、どのクラスでも同級生が、もれなく1名が亡くなっているということになる。
そんなことを述べたところ、反応が2つにわかれた。
1)なんだ、その程度で降伏したのか。だらしない。
2)30人にひとりが亡くなったなんて、たいへんな戦争だったようだ。
1)については、17世紀の30年戦争では、ドイツの人口が3分の2くらいになったそうだから、それと較べれば、大したことはないといえなくもないが、このあたりは、人命の重さをどう考えるかによるだろう。
追記:日本が降伏したのは、原子爆弾を2発落とされた上に、日ソ不可侵条約を破棄して、ソビエト社会主義共和国連邦(要するに、露西亜)が侵攻してきたからである。
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