当校に、体力がなさすぎて勉強が続かない生徒がいる。2日に1回くらいのペースで20分以上ジョギングなどをするようにしたほうがよいと助言しても、やる気が起きないらしく、一向(いっこう)にジョギングをする気配がない。
比較的手軽にできて、時間を要さないもので、運動になるものを考えた。縄跳(なわ)びrope jumping/rope skippingをするということになった。
自由が丘はお洒落(しゃれ)な街というイメージがあって、店の看板などにフランス語が多用されているけれど、綴(つづ)りをはじめ、いろいろと間違っていることが多い。英語にすら間違いが多い浅草よりはましかもしれないが。
それはともかく、「縄跳(なわと)びrope jumping、ください」というと、ちゃんと跳び縄jumping ropeを出してくれた。
日本語を正しく使わなくても、通じるというのがおもしろい。
体力不足の生徒と思えるを対象に、縄跳(なわとび)びをしてもらうことにした。
生徒だけに強制的に縄跳びをさせるというのは、不満を抱かせる原因になりかねないので、生徒と一緒に自分も縄跳びをすることにした。
これが、なかなか、たいへんだった。縄跳びを始めて1分後にはへろへろになる。縄跳びって、意外とたいへんなんだな。
因(ちな)みに、購入した飛び縄は、ASICSのもので、品名が「INF公認クイックグラスプトビナワ」だ。1本、1,365円(税込)だ。2本、購入した。
INFというのは、縄跳びに詳しいどこかの大学教授が主宰している個人的な団体らしいのだが、ウェブサイトもないようで、ちょっとあやしい。大した団体ではないらしいのだが、本格的に縄跳びに取り組む人がそんなにいないので、問題化することはなさそうだ。
当初の予定では、体力不足の生徒に縄跳びをしてもらう予定であったが、体力のある生徒も自主的に縄跳びをしていた。
夕日に向かって、身長185cmと181cmの大男が、塾の前で、ふたり並んで、夕日に向かって縄跳びをしている様子は、ちょっと、気持ち悪い。
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