2009年9月17日木曜日

ラフマニノフとアフガニスタン

 当校では、授業中でも音楽をかけている。小さめの音量で、主にクラシック音楽をかけているのだが、ときにはロックもかける。パンクはかけない。個人的にはパンクは好きなんだけどね。邦楽もかける。もちろん、音量は小さめにしている。

「今日はラフマニノフRachmaninovをかけるよ」と言って、ラフマニノフの曲をかけた。
 そうしたところ、小学生の生徒が、ピアノ協奏曲第2番に感動して、こう言った。
「掃除機先生、アフガニスタンAfgahnistanって、すごい作曲家ですね!」

 ちょっと待て。

ノフ Rachmaninov (Рахманинов)
スタン Afgahnistan

「フ」と「ニ」しか、共通点がないじゃないかと思うのだけれど、小学生にとっては、両者は音が似ているものなんだろうな。耳にした音声から、自分の知識のなかで、それにいちばんよく似ているものを引き出したら、「アフガニスタン」になったのかもしれない。
 
 いや、ローマ字表記にして、音を較べれば、カタカナだけで考えるよりも、似ているといえる。

ノフ  RAFUMANINOFU
スタン AFUGANISUTAN

 こう考えれば、無茶な間違え方ではないな。


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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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