2009年4月11日土曜日

コンビニエンス=ストアで「袋は要りません」と言うとシールを貼られてしまうが……

 コンビニエンス=ストアで「袋は要りません」と言うと、買ったばかりの商品にシールを貼られてしまうが、つねづね、あれはおかしいと思っている。
 代金を支払った時点で、その商品の所有権は売り手から購買者に移動している。ということは、ほんの少し前までは、その商品の所有者は、店側であったが、代金を支払った時点で、それは自分の物になっている。それなのに、商品にシールを貼るということは、他人の持ち物の勝手にシールを貼るのに等しい。「おまえ、他人のもんに勝手になにすんじゃあ!」と、殴られてもしかたのない行為である。
 同時に、煙草を買ったときには、どうしてシールを貼らないのかという疑問があったが、しかし、これは解決済みである。たいていのコンビニエンス=ストアでは、客が直接、手に触れられる場所に煙草は置いていない。
 単品を買った場合にシールを貼るのは理解できるが、エコバッグを持っているときに、「袋は要りません」と言ったときに、過去に1度、10個くらいの商品すべてにシールをつぎからつぎへと貼られた経験がある。ま、1度だけだけど。

 万引き防止といえば、コンビニエンス=ストアやスーパーマーケットのビニル袋(英語ではplastic bag)を、最初にスーパーマーケットが導入したのは、万引き防止がいちばんの理由だったと聞いたことがある。買い物籠(かご)や買い物袋を持ってこられ、その中に万引き商品を入れられても、摘発しにくいという事情があった。そこで、1枚あたり2円で済むのならと、無料ビニル袋を導入した。しかも、ビニル袋の材料は、石油化学工業ではもともとは捨てているようなものであったし、ゴミ袋のかわりにもなったから、本来は、エコロジカルであり、万引き防止にもなるという一挙三得・一石三鳥の美技(ファイン=プレー)であった。
 ところが、そうした事情を忘れたころに、「無駄をなくそう」ということになった。本来は、決して無駄というわけではなかったのに、そういう流れになってしまった。
 そこで、コンビニエンス=ストアもスーパーマーケットも、各店舗でエコバッグを売り始めた。これが、どう見ても原価の安そうなものばかりで、買いたくなるような代物ではなかった。とにかく、いかなる機会をも逃さずに「儲(もう)けよう」としたわけだ。「信じる者」と書いて「儲(もう)け」と読む。いかした漢字だな、「儲」って。
 エコバッグが普及した結果、今では、万引きが増えて、困っているらしい。おやおや。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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