2009年4月30日木曜日

スイス方言のドイツ語では「大好きだよ」というのはI ha di gärn.(イハディガーン)というと聞いた。

 スイス方言のドイツ語で、「大好きだよ」つまり標準ドイツ語のIch liebe dich.(イッヒリーベディッヒ)や英語のI love you.やフランス語のJe t'aime.(ジュテーム)やイタリア語のTi amo.(ティアーモ)やスペイン語のTe quiero.(テキィェーロ)などに相当するのは、

I ha di gärn. イハディガーン

だそうだ。
 なんだかわけがわかんないなと思っていたのだけど、じっと眺めていたら、閃(ひらめ)いた。これは標準ドイツ語の

Ich habe dich gern. イッヒハーベディッヒゲルン

のことだろう。直訳は「私は喜んできみを持つ」だろう。

 つぎに、英語に直訳するとこんな感じだ。

I have you willingly.

 適当に意訳するなら、「きみと一緒にいるとたのしい」というくらいの意味かな。
 控えめな感じで、いいなと思う。

 スペイン語のTe quiero.は、用法つまり使い方が英語のlove you.と同じということから、Google翻訳や。excite.翻訳にかけると、love you.と出てくるし、日本語に訳させても、Googleなら「愛している」と、excite.なら「あなたが好きだ」となるが、日本語に直訳すると、「あなたが欲しい」で、英語ではI want you.だし、フランス語ではJe te veux.に相当する。スペイン語は情熱的なんだよな。息苦しくならないのかと心配してしまう。

 なんとなくYouTubeでha di gärnを検索してみたら、その題名の歌があった。



 Göläという人がドイツ語のベルン方言で唄っているそうだ。真っ白い男性が左目から血の涙を流している画像が使われているが、これは公式サイトのホームページの画像だ。ベルンはスイスの首都だけど、知らない人が多い。ベルンの市章に熊が描かれているからか、以前、ベルンの動物園には熊が数頭いたのだけれど、今年になって最後の1頭が亡くなった。
 Göläというのはベルン方言でどう発音するのかわからない。標準ドイツ語だと「ゲーレ」くらいだが、たとえば、gärnは私の耳では「ガーン」としか聞こえなかったが、gärnは標準ドイツ語だと、「ゲルン」くらいの発音だと思う。同じ綴(つづ)りでも発音がちょっと違うのかもしれない。スイス方言でGöläは「ゲーラ」くらいかもしれない。

 それにしても、ha di gärn.を使う必要性に迫られることは、これまでにもなかったし、これからもないだろうな。

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和歌山県橋本市出身。世界文化遺産である高野山の麓です。
和歌山県立橋本高等学校を経て、早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。
B型Rh+。天秤座。家紋は「丸に九枚笹」。
大叔父(おおおじ)は精鋭集団である帝国陸軍航空審査部所属で、「キ61(きろくいち)の神様」と呼ばれた坂井雅夫少尉。キ61は三式戦闘機「飛燕(ひえん)」のことである。

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