2009年3月26日木曜日

「数え上げ」と日本人

 数学の問題にも、流行がある。その例を述べよう。

 数学者の秋山仁とピーター=フランクルが指摘したのだが、日本人は「数え上げ」が苦手であるそうだ。数学オリンピックの成績を分析しても、日本人の「数え上げ」の苦手っぷりがよくわかるという。日本人は「数え上げ」が苦手だとこのふたりが喧伝したおかげで、その後、「数え上げ」の問題が中学入試・高校入試などでは、急に多く出題されるようになった。
 「数え上げ」の問題をしくじったせいで、受験に失敗したことがあれば、もしかすると、その「数え上げ」の問題が出題されたのは、秋山仁とピーター=フランクルの言説が原因だったかもしれない。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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