2009年1月8日木曜日

教科書3年分が暗唱できれば早稲田の文学部の英語は簡単ですよ。

 問い合わせ電話があった。高校生1年生の子どもは娘なので、文学部ぐらいでいいという。話の流れで、あちこちの文学部について、どういう特色があるかとか、女子学生の就職状況はどうかとか、話しているうちに、「早稲田の文学部の英語だと、文法的に完璧に理解したうえで3年分の教科書を日本語を見ながら暗唱できるようにして、過去問を解いておけば、よほどのことがないかぎり合格点がとれますよ」と言った。「それがなかなかできないんですが」とはつけ加えておいたのだが。
 すると、問い合わせた母親の声が、すこぶる明るくなった。今にして思えば、「なあんだ、早稲田って、意外と簡単なんだ」と思ったらしい。その母親は、娘がもう早稲田に合格した気になって、ほがらかな様子で、「いろいろと情報をありがとうございました」と言ってから、電話を切った。
 うちに入らないだろうなと思いつつも、その高校についてはあまり知らなかったので、偏差値や進学実績などをいろいろと調べてみた。
 使用している教科書がわかった。
 教科書を文法的に理解した上で暗唱できるようにしたとしても、いわゆる中堅大学にできるかできないかというレベルの教科書を使っていた。
 しまったと思ったが、問い合わせの電話があっても、住所・氏名・電話番号を訊ねるようなことはしていないので、訂正しようにも、連絡先がわからない。営業電話をしないから、こちらから積極的に訊ねることは基本的にしていないのだ。
 万が一、再び、電話での問い合わせがあれば、訂正しようとは考えていたが、結局、そのままになってしまった。

 ちなみに、ウェブで検索した場合の標準的な偏差値ランキングでいうと、残念なことだが、偏差値58以下からは基本的には早慶の合格者は皆無といえる(例外はあって、都立大山高校(偏差値43)から早稲田に合格した人を知っている)。58から63の間だと、学校にすこぶるつきの進学熱があれば、少しは合格する。早慶を目指すならば、最悪でも偏差値63以上の高校(中学受験ならば50から55あたりよりも上)でないと難しい。さまざまな理由が複合的に絡み合っているが、まず、使用教科書のレベルが低いので、完璧にマスターしても、大学受験に関しては、超えられない壁がどうしてもできてしまう。それを乗り越えるのは、並大抵の努力ではない。


なお、HAL496では、教科書にかぎらず、入学試験の過去問なども暗唱しやすくしたプリントを作成している。Linksの「掃除機496和訳道場」に進めば、どういうものがかわかるよ。

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和歌山県, Japan
早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業、「優」が8割以上で、全体の3分の2以上がA+という驚異的な成績でした。大叔父は競争率180倍の陸軍飛行学校第1期生で、主席合格・主席卒業にして、陸軍大臣賞を受賞している。いわゆる銀時計組であり、「キ61(三式戦闘機飛燕)の神様」と呼ばれた男である。苗字と家紋は紀州の殿様から授かったものである。

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